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キイトルーダと化学療法剤との併用療法が非小細胞肺がんのファーストラインとしてFDAに迅速承認
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    Reutersの「U.S. FDA approves Merck immunotherapy/chemo combo for lung cancer」からです。このニュースの内容は昨日の夕刊紙にも載っていたのでご存知の方が多いかもしれません。

     

    免疫チェックポイント阻害薬キイトルーダと化学療法剤との併用療法が非扁平上皮非小細胞肺がんのファーストライン療法としてFDAに迅速承認されました。

     

    承認は治療歴のない非扁平上皮非小細胞肺がん患者123例を対象とした小規模試験の結果をベースとしたものであり、FDAはベネフィットを評価する追加試験を要求するかもしれません。

     

    試験の内容は、cureの「FDA Approves Keytruda Combo for Lung Cancer」に少し詳しくに書かれています。被験者123例のうち63例が化学療法のみ、60例がキイトルーダ併用療法を受け、主な結果は以下の通り。

    • 奏効率:キイトルーダ併用群55%、化学療法群:29%
    • PFS(中間値):キイトルーダ併用群13ヵ月、化学療法群:8.9ヵ月

     

    キイトルーダは、PD-L1高発現の転移性非小細胞肺がんのファーストライン療法として昨年10月にFDAに承認されていましたが、化学療法剤との併用療法ではPD-L1発現有無にかかわらず投与可能となります。このため、これまで非小細胞肺がん患者の30%が対象だったところ、肺がん患者の75%が対象となります。肺がんの市場は大きいですから、メルクは免疫チェックポイント阻害薬の開発でしのぎを削る競合他社に一歩先んじた感じです。

    | 免疫チェックポイント阻害薬 | 06:57 | comments(0) | - |