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臨床試験は難しい ー 抗IL-13抗体tralokinumabの第3相喘息試験、抗PD-L1抗体Tecentriqの膀胱がん生存率試験が失敗に
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    まず、Interactive Investorの「AZ asthma drug fails to meet endpoint in pivotal trial」からです。

     

    重度のコントロール不良な喘息患者を対象に、増悪率の減少についてプラセボと比較した、アストラゼネカの抗IL-13抗体tralokinumabの1つめの第3相(STRATOS 1)は失敗に終わりました。ただし、マーカーであるIL-13値が上昇していた患者群では臨床的に意味のある増悪率の減少を確認しており、実施中の2つめの第3相試験(STRATOS 2)でもこの患者層における効果が注目されます。STRATOS 2の結果は、本年第二四半期に明らかになる予定です。

     

    Endpoint Newsによると、tralokinumabの第2b試験の結果も思わしくなく、なぜ第3相試験を実施するのか疑問視する声もあったようです。

    AstraZeneca’s PhIII bid on asthma drug tralokinumab flops, and that’s no surprise

     

     

    続いて、PharmaTimesの「Roche’s Tecentriq fails to boost survival in bladder cancer study」からです。

     

    プラチナ製剤ベースの化学療法施行中または施行後に病勢進行を認めた膀胱がん患者を対象に、生存率について検討したロシュの免疫チェックポイント阻害薬Tecentriqの第3相試験は失敗に終わりました。化学療法群と比べて全生存率の改善が認められませんでした。Tecentriqは、転移性尿路上皮がん(mUC)の適応で昨年5月にFDAが迅速承認していました。ロシュは、意図した結果ではなかったが、Tecentriqは今後も進行膀胱がん治療で大きな役割を果たすとしていますが、どうでしょうか。

     

    昨日は、ファイザーの免疫チェックポイント阻害薬Bavencioが奏効率の結果をベースとした審査で、進行膀胱がんの適応をFDAに認められたことを書きました。Bavencioでも生存率を評価する試験を実施するでしょうし、その結果が期待されます。

    FDAは抗PD-L1抗体Bavencio(アベルマブ)の追加適応として進行膀胱がんを承認

    | 免疫チェックポイント阻害薬 | 06:00 | comments(0) | - |