2017.10.16 Monday
新規抗がん剤が生存率改善に寄与したとするエビデンスが少ない
Reutersの「Little evidence new cancer drugs improve survival」からです。
2009年〜2013年に欧州で承認された抗がん剤48剤(適応としては68)について調査した結果、既存薬等と比べて臨床的に意味のある生存率の改善が得られていない薬剤が少なくないことがBMJ誌に発表されました。
また、承認時に生存率やQOL改善への寄与が示されていなかった薬剤について、承認から3.3年経過してもエビデンスが示されていない薬剤が少なくないようです。
BMJ誌に発表された研究結果は下記へのリンクから。