2018.02.13 Tuesday
アメリカおよびカナダにおいて、ソウルウイルスの感染が報告された
Reutersの [‘Seoul virus’ can jump from pet rats to owners」からです。
アメリカおよびカナダにおいて、ネズミをペットとして飼育している人へのソウルウイルスの感染が報告されています。両国でこれまでに24例の感染者の報告があり、このうち8名に症状が認められ、3名が入院加療ののち回復しています。
ソウルウイルスについては、厚生労働省関西空港検疫所の海外感染症情報に説明があります。
以下は引用です(一部略。正確には情報源を参照ください)。
ソウルウイルスはハンタウイルスの一種で、感染した齧歯類のエアロゾル化した尿、糞、唾液やラットの巣や寝床の埃から人に感染します。また、咬傷により皮膚や粘膜内に直接ウイルスが侵入して感染することもあります。同ウイルス感染症の症状は軽症から重症まで様々で、重篤な場合は出血性腎症候群を引き起こします。ヒト-ヒト感染はありません。
ネズミと触れる際には、手洗いをすること、噛まれたり引掻かれたりしないよう注意が必要としています。