2015.06.23 Tuesday
Gardasilの9価ワクチンはHPV由来のがんを90%防ぐ
Forbesの記事「Gardasil 9 Effectively Stops 90% Of Cancers Caused By HPV In Girls and Boys」
HPVワクチンGardasilの9価ワクチンを9〜15歳の少年少女3,066例に投与したところ、99%の被験者に十分な抗体産生が確認されたする試験結果がPEDIATRICS誌に発表されました。
Immunogenicity and Safety of a 9-Valent HPV Vaccine
3回投与してから2.5年後までの抗HPV効果の維持を確認したとのことです。記事は、HPV由来の子宮頸部がん、外陰がん、肛門がん、膣がんの90%を防ぐことができると記しています。
ちなみに、効果持続は2.5年間ではなく、もっと長いと思います。Gardasil 9のデータではないですが、下のリンク先の厚生労働省の資料の7ページ目が参考になると思います。
HPVワクチンの有効性について
安全性については、軽度〜中等度の注射部位反応が80%前後の被験者に認められましたが、重大な副作用であるアナフィラキシーショックの発現は百万人に一人程度と記しています。
なお、Gardasil 9の9価は、HPV-6, 11, 16, 18, 31, 33, 45, 52および58型です。子宮頸がんの主な原因はHPV-16および18型と言われています。HPVの種類ですが、100種類以上になります。
HPVワクチンGardasilの9価ワクチンを9〜15歳の少年少女3,066例に投与したところ、99%の被験者に十分な抗体産生が確認されたする試験結果がPEDIATRICS誌に発表されました。
Immunogenicity and Safety of a 9-Valent HPV Vaccine
3回投与してから2.5年後までの抗HPV効果の維持を確認したとのことです。記事は、HPV由来の子宮頸部がん、外陰がん、肛門がん、膣がんの90%を防ぐことができると記しています。
ちなみに、効果持続は2.5年間ではなく、もっと長いと思います。Gardasil 9のデータではないですが、下のリンク先の厚生労働省の資料の7ページ目が参考になると思います。
HPVワクチンの有効性について
安全性については、軽度〜中等度の注射部位反応が80%前後の被験者に認められましたが、重大な副作用であるアナフィラキシーショックの発現は百万人に一人程度と記しています。
なお、Gardasil 9の9価は、HPV-6, 11, 16, 18, 31, 33, 45, 52および58型です。子宮頸がんの主な原因はHPV-16および18型と言われています。HPVの種類ですが、100種類以上になります。